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マツダ2 レビュー(後編)

carblog-Zの「まゆげ ふとし」と申します。

主に車に関する記事を書いています。もし気に入っていただければ、今後とも記事を見ていただければ幸いです。

 

今回は、マツダ2(DJ系)のレビューをしていきたいと思います!

前編では、全体的な印象や特徴、そして今回の後編では、特に良い点、特に悪い点、最終評価という構成で書いていこうと思います。(前編はこちらから

 

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マツダ2レビュー(後編)


特に良い部分

 

ディーゼルは評判通り、かなり静か

マツダ車のディーゼルは、世界一静かであると話題になったことがあったが、評判通り、かなり静かであった。以前、友人の三菱デリカD5に乗ったことがあったが、まぁとにかくうるさかった。車が好きで、「○○の○型○気筒の○○はめっちゃ音が良い!」っていう意味でのうるさいは理解できる。仮に、ディーゼルの音が良いという人は多分余程の変態。実際私の周りでも、ディーゼルエンジンの音が好きだという意見は聞いたことがない。そのぐらい不人気だが、あの音がほとんど気にならなかった。マツダ2に限らず、最近のマツダ車は比較的どれも静かである。

だが実際は、車の静粛性がすごいのではなく、エンジンそのものが静かなのである。実際、メルセデスBMWなどのディーゼル欧州車が横切ったときとマツダディーゼルが横切ったとき、圧倒的にマツダの方が静かである。勿論、このマツダ2というマツダのなかで一番安い車でも例外に漏れない

 

・MT設定がある

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マツダ2 MT車 シフト

これもマツダ2に限った話ではない。マツダはほとんどの車種にMT設定を残しているマツダ2以外にも、マツダ3、マツダ6、CX-5ロードスターなど。今の時代、MT車は需要がないため、車に趣味を求めない人からしたら無用以外の何物でもない。そして、言うまでもなく、車に興味のある人とない人では、ない人の割合が圧倒的に多い。それでもマツダはその少ない割合のためにMTの設定を残しているのである。もう、恐れ入ったとしか言い様がない

 

サイドブレーキ

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デミオ サイドブレーキ


前編でも述べさせてもらったが、これもこの車の褒めるべきところ。雪で滑ったなどの緊急時だけでなく、サーキットなどでサイドターンをするときにもこのサイドブレーキが活躍する。こんなこと、電動パーキングでは絶対にできない。電動パーキングは、装備が充実しているという観点では良い。だが、私はサイドブレーキを確かに引いたって感じがしない。私も何回か忘れたことがある。私以外にも、電動パーキングは忘れたことがあるという方もおられるのではなかろうか?…え?他のマツダ車のサイドブレーキはどうなのかって?知らねぇなぁ…(遠い目)

(ちなみに、画像がマツダ2のものではなく、デミオのものである理由は、純粋にレンタル中に撮影するのを忘れて、デミオオーナーの友人に無理を言って撮影させてもらったため。シート以外違いがないため、代用できるという甘い考えでやりました。陳謝。)

 

 

特に悪い部分

・エアコン

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これがデミオ時代から治ってなくて反吐が出るほどムカついた。この車、冬の夜のような時間帯などであれば、ガラスの曇りを防ぐため、自動的にダッシュボードからエアコンを出す。これが、とにかくクソがひっつくほど寒いのである。同じことを思う人は私以外にいないのだろうか。ディーラーの方いわく、“仕様”とのこと。何が仕様だよ。更に腹が立つのが、このエアコン、切ることができないらしい。エアコンが温まるまで、10~15分程度かかるため、その間、寒さに耐えなければならない。「走る棺桶」と呼ばれる車はいくらでも聞いたことあるけど、「走る冷蔵庫」は長距離トラック以外で多分コイツがはじめて

 

・エアコンの吹き出し

またしてもエアコンの話。

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今度は、この丸い方のエアコン。デザインや高級感を重視した結果、ほとんど動かすことができないゴミになった。正直、昔のデミオ(DE系)の安っぽくも、使い勝手抜群なエアコンの方が圧倒的に良かった。

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旧型デミオ エアコン


この車、エアコン類に関しては0点。ちなみに、私の「高級感があっても、使い勝手が悪ければダメ。それなら安っぽくても使い勝手が良い方が好印象。」という考えを持つことになった発端はコイツのエアコン

 

最終評価

この車のオススメ度は、10点中、5点

前のキックスと変わんない当たり、やる気あんのかと思われるかもしれませんが、勿論真面目に答えています。

では、なぜこの点数なのか。

正直、エアコンがとにかく酷すぎるので、それだけで7点ぐらい下げています。しかし、やはりMTの設定があることやサイドブレーキがあることから、今の時代ほとんど需要がないとはいえ、これからドラテクを磨きたいという走りの初心者の方にはぴったりな車であるのと、マツダは、車やそのファンを大事にするメーカーなのでその心意気に免じておまけで2点与えました(何様だコイツ)。「メーカーがどうのこうのなんか評価すんな」という方からしたら、4点といったところでしょう。

ただし、「マツダ2は少し高いため、中古のデミオが欲しい」という方は、1.3Lモデルは避けるべきです。前編でも述べた通り、加速が遅い。エアコンを付ければ更に鈍いです。どうしても、デミオが欲しいなら、1.5Lを購入するべきです。

 

後編は以上となります。前編では、全体的な特徴や印象をレビューしていますので、そちらの方も見ていただければ幸いです。(前編はこちらから

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また、次回お会いしましょう。