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日産キックス レビュー(前編)

carblog-Zの「まゆげ ふとし」と申します。

主に車に関する記事を書いています。もし気に入っていただければ、今後とも記事を見ていただければ幸いです。

 

今回は、(P15系)日産キックスのレビューをしていきたいと思います!

レビューは今回初めてとなります。今回も含めて今後のレビューは、2つにわけて、前編は全体的な印象や特徴、後編は特に良い点、特に悪い点、最終評価という構成で書いていこうと思います。(後編はこちらから

 

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日産キックスレビュー(前編)

 

日産キックスは、今特に流行っているSUVのなかでも比較的小柄なタイプである、いわゆる「コンパクトSUV」といわれるものに該当する。大きさは、全長4,290mm、全幅1,760mm、全高1,620mmとなっている。他のコンパクトSUVに比べて全長、全幅は若干小さいが、全高が比較的高いといった印象が強め。この車は、20~30代の独身の方向けの車だそう。価格は最も安いグレードでも276万円。まぁまぁ高い(笑)。けれども、日産といえばe-powere-powerは最近までダイハツがパクr…じゃなくて取り入れるまで唯一無二のシリーズハイブリッドだったが、各地で絶賛の声が多い。さて、価格に見合ったものであるといいのだが…。

 

外装レビュー

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外見のぱっと見の印象としては、ヘッドライトがつり目気味になっており、前のグリルの面積も決して小さいわけではないが、最近流行りのオラオラ顔とはほど遠く、むしろ少し愛嬌のある顔といった感じ。てか、前のエンブレムでかない?

ともかく、横から見た印象は、ルーフが徐々に下がってきているため、後部座席は狭そう。

後ろから見た印象は、ちっこいけどどこか迫力がある。テールランプは、同じ日産のジュークのものと似ている。ハッチバックと比べてリアバンパーが微妙にしゃくれているため、しゃくれている部分が雨などで汚れる可能性がある。正直、トヨタマツダに比べればマシ。

 

内装レビュー

続いて内装。キックスのみならず、最近の日本車の内装はすぐデザインが安っぽいと言われるが、私はぶっちゃけ高級感を演出させても、使えなければ何の意味もないと思うタイプ。故に、価格に多少見合ってないような質感であっても、使い勝手が良ければ評価するという感じ、よほど見るに堪えないようなクオリティでもない限りは評価はしないようにする。

 

さて、話を戻そう。

キックスの内装だが、グレードによって内装のカラーが変わるようで、オレンジとのツートーンのものと、黒オンリーのものがある。

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私がお借りしたのはツートーンの方。ツートーンの方は派手すぎることもなくおしゃれといった印象(ただし、例のごとく安っぽいという意見が多い様子)。至る所にピアノブラックが使われており、私は気にならないが、指紋などの汚れや傷がつくのが嫌な人には気に入らないポイントとなりえる。

キックスのドライブモード切替は、N(normal)S(smart)ECOの3つとなっている。

シートの座り心地としては、おそらく長時間の運転には向いていないタイプだと思う。と言うのも、所々固い部分と柔らかい部分があり、変な座り心地だった。が、1時間ほどの運転では、腰痛が出ることはなかった

室内灯は両方とも電球。電球でも、少し薄暗い印象。ちなみに、サンバイザーの鏡にも、照明がある。

お次はエアコン、先程も述べたとおり、高級感を持たせても、使えなければ意味がない。他方、キックスのエアコンは可動性もよく、ちゃんと効くので良いただし、閉じても微妙に風が漏れる)。

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キックスのペダルレイアウト 


前回のプリウスの記事でも触れたペダルレイアウトはというと、ブレーキが中央寄りになっているが、プリウスほどひどくはない

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キックスのドアポケット

ドアポケットの収納性。ドリンクホルダーと小物入れと別れているが、ドリンクホルダーの方はかなりあそびがあって、500mlのペットボトルを入れるのには向いてない(中央のドリンクホルダーは問題なかった)。

 

続いて、後部座席…と言いたいところがあるのだが、ここでは省略する。理由は、見過ごすことができない欠点がぎっしり詰まっているためである。あえてここでは紹介せず、後編で述べたいと思う

さて、内装レビューの最後となるトランクであるが、これも後編で述べるため、省略する。全く同じ理由である(ふざけてるわけでも適当なわけでもないよ)。

 

試乗レビュー

キックスのエンジンは直列3気筒の1.2Lのe-powerとなっている。燃費は、カタログ数値がWLTCモード21.6km/Lとなっているが、実燃費は19.2km/Lだった。(街乗りと郊外を走った)。まぁ、こんなもんではないだろうか。

走ってみた感想としては、加速が気持ちよく、オフロード以外では比較的どこでも使えそうなオートラウンダーといった印象が強め。街乗りでも息苦しく感じることはなく、そこまで疲れることもなかった。唯一懸念すべきことがあるとしたら、Aピラーが太いため、視認性が少し悪い部分がある足回りは柔らかめで、コーナリングはあまり得意ではないが、コーナリング性能を追求するような車でもなく、乗り心地を優先した方がマシであるため、ここはむしろ良いところ

 

さて、前編は以上となります。後編では、特に良い部分、悪い部分、最終評価をしていますので、そちらの方も見ていただければ幸いです。(後編はこちらから

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また、次回お会いしましょう。