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マツダ2 レビュー(前編)

carblog-Zの「まゆげ ふとし」と申します。

 

主に車に関する記事を書いています。もし気に入っていただければ、今後とも記事を見ていただければ幸いです。

 

大変、更新が遅れてしまい、本当に申し訳ございませんでした。

改めまして、今回は、マツダ2(DJ系)のレビューをしていきたいと思います!

レビューは、2つにわけて、1つは全体的な印象や特徴、もう1つは特に良い点、特に悪い点、最終評価という構成で書いております。(後編はこちらから

 

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マツダ2レビュー(前編)

 

元々、デミオという名前だったマツダ2。

曰く、内装や乗り心地をデミオより更に追求した車とのこと。

正直、何も説明されずに比較されたら、フロントバンパー以外何が変わったのか全然わかりません。

今回、お借りしたモデルは1.5LのディーゼルタイプでATモデルとなります。

直列4気筒エンジンで、スペックは、最高出力105馬力、最大トルク約25㌔となっており、値段は、190万円~です。

特にこれ以上語ることもないので本編に入ります。

 

外装レビュー

前述の通り、フロントバンパーが変わったといったものの、そんなにびっくりするほどの変更はない。

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上:マツダ2、下:デミオ


フロントのメッキ部分が、デミオ時代は、ヘッドライトにぶち当たり、そこで途切れていた。が、マツダ2では、ヘッドライトの下に潜り込むような形になった。ヘッドライトも微妙に細長くなっている。

そして、出たよ…。

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リアバンパーしゃくれ。これだけは本当に汚れが出やすくなるからもっと考えて欲しいところ。

デミオ時代から思っていたが、最近のマツダのコンパクトカーにアルファロメオジュリエッタの顔面を移植できそう…と思うことがある。多分そんなこと考えるのは世界中どこを探しても私ぐらいしかいないと思うが。

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アルファロメオジュリエッタ


内装レビュー

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マツダ車の内装のクオリティは欧州車に引けを取らないと評判だが、実際はどうだろうか。確かに、他のコンパクトカーと比較しても、かなり良いのではないかと思う。とりわけ、グレードによるとはいえ、シートもホンダフィットや日産オーラのような内装で比較的評価が高い車ですら装備されていなかった電動シートがこのマツダ2には付いている。シートも触った感じ、固すぎず、腰が沈み込まないという腰痛が出にくいものに仕上がっていると思う。センターコンソールには、ドリンクホルダーが2つ容易されているものの、肘掛けが、ドリンクホルダーの真上に覆い被さるような形だったため、めちゃくちゃ邪魔だった。しかも、肘を置くにはちょっと後ろ過ぎる何しに来たんだ。そして、電動パーキングが主流となった今では天然記念物のハンドブレーキ

ハザードも比較的押しやすい場所にあって、ここは良好。

続いて、グローブボックス。こちらもそこそこ収納力はある感じ(車検証2冊+αくらい)。

後部座席はどうか。

コンパクトカー故、結構狭い。私は狭いところが大好きなので、微塵も気にならないが、閉所恐怖症の方やそこまででなくとも、狭いところが苦手な人からしたら、窮屈さは感じる。コンパクトカーだもん。あと、ドリンクホルダーがないので、飲み物をずーっと持ってないといけないのも煩わしく感じるかもしれない。でも、しょうがない。…コンパクトカーだもん。

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荷室の積載量は280Lと、昨今のSUVブームでSUV慣れしている状態でこの車の荷室を見ると感動するくらいにしょぼく感じるだろう。残念ながら、それは末期である。実際は、日頃のショッピング程度なら、何の問題もない。ゴルフや釣りのような趣味のために必要なものでも最低限は積める。

 

走行レビュー

デミオのなかでも、とりわけ、1.3LガソリンのAT車はストレスを感じるような加速をしていた。排気量故なのかもしれないが、低速域の加速がもたつき、アクセルを結構踏まないと加速しない。坂道でも、角度や登り始めたときの速度にもよるが、6割ぐらい踏んでも全く加速しない場合もある。だからといって、踏みすぎると急に効き始めて運転が下手くそな人みたいな挙動をする。これを解決するには、パドルなり、MTモードなりでシフトダウンしなければならず、めんどくさい。何より、ハイブリッドでもないので、燃費が悪くなる。要するに、「丁度良い加速ができなかった」のである(乗ったことないが、MT車は低速域でも問題なく加速するらしい)。

対して、今回お借りした1.5Lディーゼルは加速性能に関しては、合格点を与えてもよいと思う。ただし、昨今の車と比較したら決して速くはないことに注意。

これは、デミオもそうだが、軽いため、ブレーキは良く効く。そして、足回りは硬めに設定されているため、コーナリングもきびきびした動きが可能で、且つ不快でもない。それでも、基本設計自体は変わらないので、他にも気になるところがあるとしたら、相変わらずAピラーが結構太めで、視界はそんなによくない。

 

前編は以上となります。

ここまで比較的擁護してきましたが、ハッピーエンドで終わらせてたまるかと言うぐらい、後編では、この車のハゲるほどイラつく悪いところを書こうと思います。(後編はこちらから

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

また、次回お会いしましょう。