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トヨタのプリウスがよく事故を起こす原因とは?(前編)

遅めのあけましておめでとうございます!

carblog-Zの「まゆげ ふとし」と申します。

主に車に関する記事を書いています。もし気に入っていただければ、今後とも記事を見ていただければ幸いです。

 

記念すべき最初の記事は、トヨタの看板車(?)のプリウスです。あまりにも事故を起こすことからプリウスミサイルなんて呼ばれたりもしていますよね(笑)。そのプリウスが事故を起こしやすい原因について書いていこうと思います。ちなみに、前編と後編に分かれており、今回は前編となっております。(後編はこちらから

 

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今日も日本に限らず、世界のどこかでプリウスは事故っていることだろう。トイレが我慢できなかったのだろうか、或いはバーゲンセールでもあったのだろうか、コンビニやスーパーに超絶ダイナミック入店してみたり。真夏の猛暑日に暑すぎたのだろうか、川に自ら突っ込んでみたり。趣味が高じたのだろうか、スポーツカーもびっくりするような加速をしながら逆走してみたり。と、やりたい放題。巷では「プリウスミサイル」というあだ名までできるほどいろんな場所に突っ込んでは散々ネタにされているプリウスだが、そもそも何故あんなにも事故を起こすのだろうか?

 

 

 

1・電子シフトのデザインが非常にわかりにくい

自動車のシフト(とりわけAT車)は、基本的に上から順にP→R→N→D(→2→1)となっている。既にご存知の方も多いと思われるが、それぞれの意味として、Pはparking(駐車)、Rはreverse(後進)、Nはneutral(中立)、Dはdrive(前進)、そして最近は見かける頻度は減ったが、2及び1もしくはLはそれぞれ自動車のギアを意味しており、2は2nd(2速)、1とLはlow(1速)ということになる。これらは坂道を下る際などにフットブレーキの補助として使用するものである。

これに対してプリウスのシフトを見ていただきたい。

 

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プリウスのシフト現行型(左)と旧型(右)

見ての通り、口や文章で説明するのも難儀しそうなふざけたデザインである。まず、シフトノブをどこに入れようと定位置に戻ってくるのである。

この電子シフトには帰巣本能があります。

右上にR、横にN、右下にD。

いやPどこいった、と思ったら独立してボタンだけである模様。そして最大の謎は見慣れない子がいるのである。

B…誰だお前

レンタカー屋さんの方曰く、Bはbrake(ブレーキ)を意味するそう。

作るのはいいとして、何故Bではなく冒頭で説明したような2や1はダメだったのだろうか

あまりにも事故ることからこんなイジり方もされてるようだ

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確かにこれなら納得できる…の…か?


近未来的なデザインを優先したかったのか、最近どこのメーカーも同じようなデザインをしたシフトノブが増えてきているけど非常にわかりにくく、事故に繋がる危険性を生むだけなのでいい加減やめてもらいたいところである。

それでも近未来的デザインを意地でも取り入れたいのならば、コストがかかるというデメリットこそあるが、全てのシフトがスイッチになっていて独立しているタイプがいいのではないかと思う。調べてみたら、アフター商品にプリウス用のスイッチ式シフトもあるようだ。いずれにしても、何故トヨタはそこでケチったのか甚だ疑問である

 

 

2・シンプルに視野が悪い

皆さんは「プリウスといえば?」と聞かれて何を思い浮かべるだろうか?悪い印象も多いとは思うが、そこを大人の対応(?)で何とか良い印象を思い浮かべていただきたい。

そう、燃費の良さである。グレードにもよるが概ね1ℓにつき30㎞近い数値をコンスタントにたたき出せることは素晴らしいトヨタもその燃費の良さを更に向上させるため、空力がいい流線的なデザインとした。が、これが結果的に仇となってんだなぁ…

 

最近、目にタコができて、そのタコが腐るぐらいびっくりするほど流行しているSUVタイプの車や、ミニバンといった車は、車高が比較的高いため、言い方はあまりよろしくないが、上から見下ろすようなポジションに座るため、少し遠くまで見渡すことができる。つまり、視野が広くなるため、事故を起こすリスクも少なくなる。バンパーの前に障害物があっても死角となって見えないというのはここでは言わないお約束

ともかく、これに対してプリウスはというと…。

車高は低い、ボンネットは見えない、ピラーは寝てるの合計3コンボである。聞いた話によれば、ミサイr…じゃなかった。プリウスオーナーに限った話ではないが、高齢者は、運転中は前しか見てない人が多いそう。要は、ルームミラーも、ドアミラーも、横の死角も見てないらしい。前しか向かねぇ。恋だけにして欲しい

 

あとひとつ、意外と盲点ではあるのだが、ダッシュボードがナビの配置などで結果的にでこぼこした形状になっているため、これも視認性や車両感覚を狂わせる原因になっている。

 

 

以上で前編は終わりです。。

…ということで、もうめちゃくちゃですね(笑)。

ただ、これは前編であって、後編もあります。しかも、後編は1番ミサイル化する原因だと思われる部分について触れていきたいと思います。(後編はこちらから

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!

また、次回お会いしましょう。